[ 最新キッチン紹介2024 ]
*本記事は2019年に書かれたものに加筆修正をしたものです。
SieMaticジーマティック製キッチンの紹介
SieMaticジーマティックのキッチンとは??
大体の方がこのサイトを、高級キッチンの比較のために訪れてくださっていることが多いかとおもいますので、具体的なお話をさせていただけれればと思います。
ジーマティックとはドイツのキッチンメーカーで、競合としてはプルトハウプ、ポーゲンポール、イタリアキッチンでいればボフィやダーダさん等、高級輸入キッチンが挙げられます。
見ての通り、ゴージャスかつ、高級感の溢れるデザインですが、
ジーマティックさんにはPURE / URBAN / CLASSIC / MONDIALという4つのデザインスタイルがあります。
PURE / URBAN / CLASSIC
本ページではショールームの展示を中心に、ジーマティックキッチンの各デザインスタイルの紹介、ジーマティックキッチンの特徴や売れている価格帯などを紹介します。
2024年現在、ショールームは完全予約制となっておりますので、ご購入をご検討の方は是非このページを参考にしていただけたら嬉しいです。
単に訪れただけでは知り得ない、ジーマティックの魅力や予算について、キッチンプランナーの私とともに、みてゆきましょう♪
SieMaticデザインスタイル紹介:PURE
このPUREシリーズは、世界でも日本でもジーマティックでは人気のシリーズ。
価格帯としては2000~2500万円前後。
現在、ショールーム1Fでは4000万円前後の展示が他にも数台ございます。
新しくLEDをあしらったモデルが登場。
2019年時点ではありませんでしたが、2024年現在、
上記のような、ハンドルレスのレールにLEDを組み込んだ「SLX PURE」が登場し、よりラグジュアリーな表現が可能となっております。
展示品ともあり、W3000を超えるサイズ、また総費用として4000万円クラスのキッチンの提案となっております。*搬入施工費等は別途
一時期前までは、4000万円クラスといえばダーダやボフィなどの本当にごくわずかな最高級キッチンだけでしたが、円安や物価高騰を受け、2024年現在キッチンの価格にも影響しているようです。
W2500のアイランドキッチン展示
日本の住宅でもイメージしやすいような、w2500の現実的なキッチンの展示が2階にございました。
厚い存在感のあるワークトップ、それを浮かした軽やかなデザインが特徴です。
総額費としては、2800万円前後の展示ですが、そのうち1500万(?!)もの最高級の機器が組み込まれています。ガゲナウの埋め込み冷蔵庫(一本250万円前後)など、最高級の機器を組み込んでいますので、この価格も納得です。
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機器や扉の仕様を調整して、どーしてもジーマティックのキッチンがいい、というお客様の中には1500万円前後で、上記のようなレイアウトを実現される方もいるそうです。(ただし、1500万円前後はキッチンのサイズや仕様にもよりますので、エントリー価格の参考としてください。)
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そのほかとしては、森ビル、旭化成、住友などの不動産デベロッパーのラグジュアリー高級プレミアム住戸に納品することが多いそうです。
SieMaticデザインスタイル紹介:CLASSIC
高級輸入キッチン界隈にはあまりみない、クラシカルなラインナップ
↓*2019年時点の展示。現在は入れ替え済みのため、見れません。
アメリカのこってりとしたクラシック、ではなく、モダンクラシックなデザイン。
甘すぎず重すぎずバランスが考えられたそのデザインは、框扉がついていながらも異素材とのバランスを取っているからこそです。
ジーマティックさんのコンセプトの一つに、"Timeless elegance" とありますが、まさにそれです◎ トレンドを過度に追わず、新しくもあり永く愛せるキッチンを日々追求しています。
最新の「NEW CLASSIC」展示
2024年時点では、カウンター側にガラスの収納が組み込まれた新しいモデルの展示に変更になっていました。
この展示自体は4000万クラスですが、ジーマティックの平均単価は2000~2500万円前後です。
2年前にはなかった、新たな良さとしては、セラミック材をそのまま扉にも使用できるようになったことで、ワークトップと合わせてより一体感のある、塊感のあるモダンな仕上がりを演出できるようになったことです。
SieMaticデザインスタイル紹介:URBAN
アーバンシリーズは文字通り都会的なシンプルさが売りです。
オープンな引き出しを採用したり、より、LDKの家具としてのなじみの良い仕立てになっております。
ジーマティックキッチン独自のよさについて
頑丈。でもエレガント。そして細部のこだわり
ドイツの人はものすごくたくさん物を入れるので、ジーマティックのキッチンはどれも
かなり頑丈に、そして食器やツールが入るように内寸が大きくなっています。
扉の中にうまく構成できるような独自特許のレールなど、収納力が本当にすごいです。
プロダクトに詳しい人にこそみて欲しいこの仕口(角の処理)。
数ミリの板の厚み分だけぴったりを削って、反対側の部材を寸分違わず納めている。。。正直今の日本のメーカーでここまでの精度でキッチンを作っているのはみたことがありません。。。。さすがドイツ。
美しい扉材
また、面材のメラミンも艶ありでこれだけパリッとしているのはジーマティックだけ。
小口が綺麗でありながら、子供がハードに使っても永く使える。(ここの開発にかなりジーマさんはお金をかけているそうです、自社の売りですね。)
選べる面材の種類
右はメラミン、左は塗装。メラミンにおいても、仕上がりは良く、それぞれに良さがあります。
塗装では特注色として1950色から選べるシステムもあります(!!)
以下はそれ以外の基本的な扉の種類。
主には4種類あり、
- セラミックを面材に使用するタイプ
- ベーシックモダンな木目のかまち(デザインは2種ほど)のタイプ
- ステンレスを軸とした、ガラスおよびステンレスかまちのタイプ
- "モンディアル"という2022夏からの新シリーズ / かまちデザインタイプ
こちらはもう一種類のモダンなかまちのデザイン
突板の木目は割とベーシックな柄かも
意外と木目の突板に関しては"攻めて"なく、ベーシックな木目柄が多かったです。補足として国内で特徴のある木目をご希望であれば「キッチンハウス」のオートクチュールシリーズがおすすめです。
ここにしかないステンレス框デザイン
ニューヨーク・バカラホテルに入っているキッチン。コントラストを楽しむキッチン、それがテーマだそうです↓*2019年時点の展示。現在は展示なし、
ステンレスでいながら、スリムな框づくり!一体どうやって作っているのか、、、扉にまわっているフレームは、わずかながらに傾斜しているので、実物はキラキラとても美しかったです♪
ステンレスキッチンでゴージャスといえば、TOYOキッチンさんですが、確かにみた感じはキラキラ感が同じだとしても、キャビネットの内部のこだわりがジーマさんは半端ないです!(まあ、価格帯が異なるので、致し方ありませんが。。)
最後に
サーッとですが、ジーマティックさんの特徴を、わたし的に解説してみました。
今や渋谷・代々木・原宿は、高級海外キッチンメーカーの "激戦区"となっています。価格帯も上は6000万円まで(!!boffiさんです)非常に幅があり、一般の方ではどこがどういいのか、わかりにくいところではあります。
- 海外キッチンでも、機能をしっかりと見据えて予算を検討したい。
- ガゲナウやミーレなど、自分の好きな調理機器を組み込みたい。
- メーカーによるデザインの違い、客観的なアドバイスが欲しい。
そんな方には、弊社のデザインリフォームプランニングがオススメです♪
インテリアコーディネーターであると同時に、日本の住宅リフォームのプロフェッショナルである代表(イシハラカズヒロ)が丁寧にご提案いたします。
*海外キッチンは決定してから船便で運び、それだけで4ヶ月かかることもザラです。お早めのご相談をお待ちしております♪
*海外キッチンほどは予算(2000万円クラス等) が出せないけれども、おしゃれなキッチンを提案して欲しいという方ももちろん大歓迎です♪国産キッチンの上質なモデルは400万円前後、さらにワークトップや扉のデザインにこだわったクチーナやキッチンハウスのオーダーキッチンは700万円前後と幅広くご提案が可能です。
おしゃれなキッチンリフォームの一翼とさせてください。
担当:イシハラ
《インテリアに合わせて、おしゃれにキッチンプランニングを致します》
対応エリア:首都圏/別荘地/東京世田谷、目黒、渋谷、港区など